この記事はN高校と、僕が学んでいるN予備校のプログラミングコースのカリキュラムを作っているsifue先生が書いたものです。
sifue先生とほぼ同学年ということとsifue先生が無類のゲーム好きということで、元(かなりの)ネトゲ廃人だった僕は勝手に親近感を持っております。
あともうひとつ共通点があって、僕は塾講師をしています。
そんなんで、上の記事を読んでいろいろ考えることがありました。
自分もプログラミングを学んでいく中ではっとさせられたのが、
プログラマーは息をするようにコードが書けるようになるということが絶対だと考えています。
ということ。
とにかくコードを読み、書き、改変するというプロセスを、沢山の時間、熱中して繰り返すことなくしてはプログラミングはうまくできるようにならないと考えていました。
これ、僕が普段中高生に数学や英語を教えるときよく言って実践させていることなのに、いざ自分がプログラミングを学んでいる今、徹底できていないなと思いっきり反省しました。
昨今の受験英語では英作文の割合が増えています。
なのでただ授業を聞いたりテキストを読んだりして英文を読めるようになっただけではなかなか高得点は狙えません。
上の引用文を英語に置き換えると、
とにかく英文を読み、書き、改変するというプロセスを、沢山の時間、熱中して繰り返すことなくしては英語はうまくできるようにならないと考えていました。
うん、しっくり。
これは数学にも言えて、ただ授業やテキストを読んでやり方を覚えても本当の力にはならないっていうのはプログラミングと共通していると思います。
ただこれ、先生が対面でこういうやり方を導いてあげるなら生徒たちも楽しく身に付けていくことができるんですけど、自分自身で家でやるかっていったら面倒でなかなかやらないんですよね。
これにはsifue先生も悩まれたと思います。
対面の授業でもそうすが、オンラインでのプログラミングの学習は、非常に「モチベーション」に左右されるところが大きいことです。
対面であれば、教え合う同級生の存在、先生の存在などがモチベーションの原動力になることが多いと感じています。生放送授業である程度は補うことはできますが、非対面ではやはり対面のそれほどモチベーションアップにはつながりません。
実際このように書かれてもいましたし。
だけどN予備校で勉強していて感じたのは、モチベーションを維持させるための工夫がいたるところに散りばめられている事。
これは本当に苦労してカリキュラムを作られたんだと思います。
進〇ゼミをやった事のある人だったらわかると思いますが、どれだけ良い教材でも独学でモチベーションを維持させるのって本当に難しい。
はっきり言って、オンライン学習とか通信学習なんて10%も続けてくれる人がいたら超優秀コンテンツです。
そこらへんの工夫とか苦労が上の記事から感じられて、ああ、だからN予備校は学習しやすいんだなと納得しました。
あともうひとつ共感したのが、
今後はこのような、個々人が学習した技術を使って、個々人が作りたいものを作り、それを発表できる場、というものを教材にうまく取り込めないかということを工夫していきたいと考えています。
この事実を得たということが、このプログラミング教育をやってきたなからで、一番大きい収穫だったように思います。
そして、そのモチベーションの火はいつ消えてしまうかわからないものですので、生徒には「鉄は熱いうちに打て」ということを再三言って、徹夜をしてでもその情熱をプロダクトと学習につぎ込んでもらうのも重要だと感じています。
「情熱の火」は、どんな学習教材よりも重要である、ということも深く感じました。
ここです。
実はN予備校で学習していてひとつだけ気になっていたのがまさに、学習したことを生かして生徒個人の表現力を発揮できるような課題がもっとあってもいいかな、そしてそれを公開して不特定多数に評価してもらえる場があったら良いんじゃないかな、というところでした。
でもちゃんと考えていたんですね、失礼しました。
N予備校だと僕みたいにそもそも作りたいものがあって、それを実現させるために入校したりだとか、下地のある人が多いだろうからそんなに問題ないんですよね。
でも高校生の場合だとそもそも作りたいものがまだわからないとかいう場合も多いだろうし、何かをゼロから作り上げる経験も少ないだろうから、上の引用部分みたいなことはすごく大事になってくると思います。
なんかあんまり褒めてばっかりだとドワンゴの回し者だと思われそうですが違います。
僕はニコ生が好きなだけです。
(もっと運営参号さんのゲーム実況番組増やしてください)
というか、何ならサイバーエージェントの方が好きです。
キラキラ女子がいっぱいいるので。
でも最後にもう一個だけ共感部分を書いておくと、
まだまだ自分の中でプログラミング教育に対する正解は見えていませんが
これ、ほんとそうなんですよね。
いくらやっても教育に正解は見えないんですよね…。
でもsifue先生がまだ正解が見えていないと言っていることは、まだまだ改善していくつもりがあるということで、逆に「これでプログラミング教育は完ぺきだからお前らおとなしくついてこい!」って言われたらなんか不安になりますしねw
むしろ僕もN予備校で学んでいく希望になりました。
なんてことを寒さと犬の足蹴りで目が覚めた早朝に勢いで書いてみました。