ヒルナンデスで滝アナのカレーを褒める有吉が絶妙だった

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有吉さんがヒルナンデス出演最後の回を見た。

 

思い出として過去の回を振り返ってたんだけど、その中で有吉さんが滝アナの作ったカレーを褒める場面があって、その褒め方がなんか妙に好きだった。

 

振り返っていたのは、南原さんと有吉さん、滝アナが3人で丸1日遊び尽くす回だった。エステみたいなことしたりゲームセンターで盛り上がったりした後、最後にバーベキューをするっていう流れで、いろいろな料理を作る中で、滝アナが実家の北海道から送られてきた食材を使ってカレーを作ってた。

 

北海道の野菜を生かしたゴロゴロ野菜カレーだったんだけど、その時の有吉さんの褒め方が良かった。

 

「パーティーでは大絶賛、お店だったら200円」

 

こんな感じだったと思う。これの何が良いって、作ってるのが滝アナで、料理の上手さを前面に押し出しているタレントではないので、「お店でも出せる」みたいな感じで褒めちゃうと、見てる方はちょっと嘘くさく感じちゃう。

 

だけど、一般人レベルでは最高、でもプロレベルってほどではない、っていうニュアンスの褒め方だと、逆に一般人が作るカレーとしてはかなり美味しかったんだなっていうのが伝わってくる。

 

よく女性タレントが、他人の曲とか料理とか容姿とか褒める時に、褒めちぎりすぎてなんか違和感感じる時って結構あるんだけど、まあでも褒める側の気持ちもわかる。なんとかしっかり褒めないとと思って力が入ると、逆に過剰な褒め方になって嘘くさくなるんだろう。

 

通販番組も同じで、リアクションが過剰すぎると逆に商品のすごさが低くなる。Amazonレビューなんかもそう。やけに星5ばかりで褒めちぎってばかりのレビューばかりだと買う気がなくなる。

 

だから辛口レビューとか辛口コメントなんかが評価されたりするんだろうけど、辛口もやりすぎるとただの悪口になる。絶妙なラインをつくのって実は割と難しい。

 

そう考えると、有吉さんの「パーティーでは大絶賛、お店だったら200円」は絶妙だと思う。しかもこれは有吉さんのキャラもあってますます効果的になってる。これを他の人が言っても、違和感になるだけの場合もある。

 

普段から褒めと辛口のバランスが取れているからこそできること。なんかたまにAKBとかのアイドルが「指原さんの真似をしてズバッと言ってみたら、ただ炎上して終わった」とか言ってるの見るけど、それはそうだと思う。

 

指原莉乃さんのストレートな物言いとかたまにズバッと失礼なこと言って笑いを取れるのは、普段の言動で絶妙なバランスをとっているからうまくいくのであって、その場限りの小手先テクニックでやろうとしても失敗する。

 

滝沢カレンの失礼な言動を真似しようとしても、ただ炎上するだけなのだ。褒めが効果的になるのは、自分のキャラが確立されている場合と、相手との関係がちゃんとできている時。

 

よく親や先生が子どもを無理して褒めて失敗しているケースがある。褒め方を間違うと、逆にプレッシャーを感じる子どももいる。褒められたことが期待という圧力になって、ズルをしてでも結果を出そうとしたり、期待を裏切ることで安心しようとして、わざとやる気のない態度をとる子どももいる。

 

そう考えると、「パーティーでは大絶賛、お店だったら200円」は、滝アナにとってはしっかり褒められているけど、プレッシャーにならない絶妙な褒め方なんだろうと思う。少なくとも次も美味しい料理を作らなければならないというプレッシャーにはならないだろう。

 

プレッシャーのかかる褒め方は、不条理な褒め方と同じくらい悪影響があると思う。でもついぱっと見わかりやすい結果を褒めてしまいがちなのだ。自分も有吉さんのような匠の褒め方を学びたい。